月のいと明かきに

私の過去と今、そして未来マップを綴ります

わたしがブログを書く理由

特別お題「わたしがブログを書く理由

 

亡き父が夢に出てきました。それはとても珍しいことで、どんなに夢に出てきてほしいと願ってもなかなか現れないのにどうしたことでしょう。

夢の中で父と母、私、そして妹が食卓を囲んでいます。

すると、父が

「T(妹)は子供を産んだな。フーカ、お前は子供を産まなかったけれど、この世に何を遺すんだ?」

と訊くのです。

 

父(当時24歳)と私



夢の中の話ではあるのですが、ハッとしました。最初に書いておくと、私は子供を産まなかったことを全く後悔していないので、父から責められたようには捉えていません。確かに本来ならば、人間として生まれてきた以上は子孫を残すのが一番するべきことなのでしょう。

じゃあ、この世に何を遺すんだと聞かれても即答ができないのがほんとのところ。

 

それでも考えてみれば、少なくても私にも生まれてきた意味や使命がきっとあると思うのですよ。それを全うすることで自分を成長させ、周囲の人々やご縁のある方に幸せや成長の原石をお渡しできたらいいんじゃないかなって真剣に考えるようになりました。その原石を磨くのは本人ですね。私自身がまだまだ未熟で成長途中なので、精いっぱい頑張る姿を見せることが一番できることかなと思いますし、そのアウトプットのツールとしてこのブログを選んだのです。

さんざん、人生の辛酸を舐めつくし「不幸自慢と貧乏自慢、病気自慢なら負けないよ!」と言ってきましたが、そんなの聞いたって誰も楽しくないですね。今まで当たり前にしてきた必要以上の自分下げ発言が恥ずかしいし、もうそんなのは卒業します。

だから、確かに今まで辛かったけどこれからは新しい自分の物語を自分で作って生きていく、そこをこのブログで書き残していきたい。

そこには自分だけの視野でしか見られなかった現象をもっと広く深い目で見たり、感情に振り回されない真の大人になることが必要です。何より日々とても良い気持ちで常に挑戦と努力をしながら、達成感を感じて生きていきたい。

もうどれだけ願っても父には会えません。父を失ってから9年、ずっと悲しみに蓋をして生きてきました。その感情に向き合ってしまうのが怖かったからです。しかしそろそろ父の愛に相応しい生き方をしていきたい、そんな風に考えを改めるようになりました。

 

父が私を心から愛してくれたようにこれからは私も自分自身を愛して生きていきます。