月のいと明かきに

私の過去と今、そして未来マップを綴ります

グランツーリスモ鑑賞

GRAN TURISMO グランツーリスモ」を公開初日にIMAXで観てきました。

 

サクッと説明すると、ゲーム(シュミレーション機)ではかなり実力のある人たちを集めて、実際のレーシングカーを操縦してレーサーを目指すサクセスストーリーになっています。実話とのことでした。

彼らはゲームの中では車をカスタムしたり実際のコースを走ったり、オンラインで競争してバーチャルでの実力はあるのですが、もちろん本物には乗ったことがないわけです。しかし、ただのシムレーサーじゃないってところを証明しようって言うのですから夢があってそれだけでも興味深いですね。

ネタバレをしない程度に感想を書くと、主人公ヤンの心の成長がとても胸に訴えかけてきます。自分のやりたいことを貫くには時に人から理解されなかったり、乗り越えられるのかわからないような壁が出現することもあります。その時に自分は何を考えどう行動するのか、がすべてなのかなと思いました。苦境に立たされても順調だったとしても、自分を過大評価することも過小評価することもなく、常に自分がどこに立っているのかを客観視することが必要なんですね。私は感情が入ってしまい、なかなかできず訓練中ですが。そして映画の中で、難しいコーナーを攻めながら他の車と競争する姿は、本当は心の内で己を超えるその戦いなのでしょう。それをなくして成長はない、と言えるのかもしれません。主人公ヤンと自分を重ね合わせて、私もぐんぐん成長して必ずなっていたい姿になろうと希望をもらいました。

それから、本物のレーシングカーやコースが出てきてかなりの迫力でした。これは映画館だからこそ味わえる体感でしたよ。