月のいと明かきに

私の過去と今、そして未来マップを綴ります

ブスの真実

お題「もっとも印象に残っている先生」

すぐにピンとくるのは中学生の時の部活の顧問M先生です。私は軟式テニス部で、今思えば軍隊並みの上下関係とトレーニングの厳しさになんとかついていっている状態でした。

3年生になり、先輩たちが誰もいなくなって自分たちの代になったころ、顧問のM先生が技術指導もするようになりました。1つ1つの激しく厳しい言動に私たちからは大ブーイングが日々起きていたのです。要はM先生が我ら部員たちの共通の敵だったんです。

ある夏の練習日、私を含めた3年生たちがコートの端っこで喋っていたのですが、M先生が私たちを見るなり、

「お前らブスっとしてるからブスなんだよっ!!」

と言い放ったのです。

え??ええ?なんのことー!先生がブスって言った??

当時はなぜそんな風に言われたか全く分かりませんでした。でも妙に自分の心にその言葉が刺さったまま大人になり現在に至るわけなのですが、

M先生の言葉は真理

だったと今は思っています。突然そんな風に言われたと思い込んでいましたが、私は普段から不貞腐れた態度を取っていたんでしょう。なんせ指導してくれるM先生を敵認定して、わいわいと友達と悪口で盛り上がっていましたから。中学生のころって、大人に対する反抗心も芽生えているので素直になれなかったりします。成長過程だとは言え、私は生意気で本当にブスっとしてたんでしょうね。だからブス。先生は正しかったんだなあーと胸にズシンときました。

***

と、言いつつ、普段あんまり笑顔を作らない自分がいます。だから顔の良し悪しじゃなく、この時点で100%の超絶ブスだと今気が付きました。

自分の笑顔が気持ち悪いって思っていたし、クールな女を演じていたつもりなのですが、これも勝手な思い込みなんですよね。ブスっとしてるより笑顔の人の方が魅力的だし嬉しいし楽しいです。そりゃそうだ。。。少し考えてみればかなり当たり前じゃないですか。

おかげさまで自己完結しました。今日から口角をあげます。

M先生、本当のことを教えてくださってありがとうございました!

あの頃中学生だった未来の生徒より✉

 

今日もお読みくださってありがとうございます(*´ω`*)